恋は五・七・五!  
2005.06.27.Mon / 23:15 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。




青春は実はとてもネクラだ。

ああなりたい、こうなったらいいな、
華々しく活躍する自分を夢見たり、
好きな人にあこがれたり、
でも、そうはならない現実があり、
そんな現実を前に、悶々と日々を過ごす自分がいる。

これはだめ、あれもだめ、
やせている女性が綺麗だとか、
漢字がきちんと書けなければダメだとか、
押し付けられる価値観に反発したり、もがいたり、
人の目を気にしている自分がいる。

それは、挫折や失恋と呼ぶには幼すぎるのかもしれないし、
彼ら、彼女らは、その手前で、もがいているだけなのかもしれないけれど、
悶々とする日々のつらさは、青春が十分にネクラであるということなのだろう。
俳句というのは、かなり地味な題材。
しかし、その利点を上手に生かしたクライマックス。
それは、自分の今の心情を575の言葉に託し、表現できること。


「南風、わたしはわたし、らしく跳ぶ」

肝心なところでどもっても、ウクレレが好きな自分でも、
失恋をしても、写真しか能がない自分でも、日本の良さが理解できていなくても、
些細なことにこだわらず、今の自分自身を自分で認めてあげれば、
いろいろなことが吹っ切れる。
そんな彼ら、彼女らの最後の姿が、とてもさわやか。

ストーリーが予定調和であったり、
適役がいかにもであったり、
ちょっと、テンポが悪かったりと、いろいろ欠点はありそうですが、
それでも、さわやかな印象を残す映画でした。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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