青春デンデケデケデケ  
2005.08.05.Fri / 16:58 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。


物もない
金もない
女の子にもモテナイ

でも、トモダチと情熱があった
とても幸せだった時代


青春の幸せだけを切り取ったような映画。
そして、青春時代だけではない、
人生の幸せを教えてくれ、元気にさせてくれる映画。



デンデケに目覚めたけたチッくん。
高校三年間を、それに捧げます。

最初は、なにも持っておらず、なにかを買うお金もありません。
さして、女の子にもてているわけでもありません。
でも、彼がとても幸せに感じるのは、
デンデケに憧れる情熱と、
その想いをともにするトモダチがいるからでしょう。

誰にでも覚えがあって、
誰もが、青春時代に憧れたさまざまなシーン。
こんなことが青春時代には、確かにあった
そして、青春時代にこんなことがあって欲しかった、
そんな微妙なバランスをもって、話が展開していきます。
バイトして買った憧れの楽器。
それを始めて触る瞬間。
淡い初恋と失恋。
仲間達との合宿。
夏の日の海岸でのデート。
そして、最後の文化祭、その後の別れ。

この映画は展開がとても甘いように感じました。
決して、青春時代の、悲惨で陰湿な部分は出てきません。
思い通りにならない戸惑い、挫折、失恋の苦悩、裏切りや嫉妬、
そのあたりは、上手に隠して、話は進みます。
そのあたりのバランスがとても上手。


最後に分かれてゆくバンドの仲間。
寂しそうなチッくんとバイクを相乗りする合田君。
合田君も「俺も寂しい」と無言で語りかけているように感じました。
だからといって、彼らは過去には留まりません。
留まりそうになったチックンを励まし、
チックンは、過去を、未来に生きる力に変えて、旅立ちます。
青春時代は楽しかったのかもしれませんが、
だからこそ、その気持ちを忘れず、
今を大事に生きろと言っているのかもしれません。
そして、物や金がなくても十分幸せになれるということも。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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