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  リンダ リンダ リンダ  
2005.09.08.Thu / 23:32 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。


これが
私たちの到達点
そして通過点


文化祭というのは、独特な空間。
そんな高校の文化祭が、
本当に細かなところまで再現されている映画。


そこに、何があるのか。
自分達にとって、どんな意味があるのか。
それを成し遂げた先には、なにが待っているのか?
そして、本当は、自分は何がしたいのか?
そんなことは分からないし、考えたこともないし、考える時間もない。
ただ、今、なにかをしたい。仲間と一緒に。
そんな衝動だけ。
大人になれば、なぜ徹夜までしたのか、その理由は忘れてしまうのだろう。
しかし、思い出としては鮮明に覚えているに違いない。
自分達がした、他愛の無い会話の一つ一つでさえ。

「リンダ、リンダ、リンダ」は、間違いなく名曲だ、と思う。
すくなくとも、私の中では、そうだ。
ダメな今の自分を肯定してくれるやさしさ。
迷いながらも、不確かな道を進んでいく力強さと勇気。
たとえ今は不器用であっても、明日はいい人になりたいと願う祈り。
そこにあるのは、純粋さと切なさ、そして強い情熱。
そして、何気ない彼女達の文化祭を描いた、この映画も、確かにそうだ。
障害を乗り越えて強くなる、とか、
意義ある大きな目標に向かって突き進む、とか、
そんな起承転結がはっきりした映画を見慣れている人には、
ちょっと、つらいかもしれない、混沌とした彼女達の想い。
文化祭という熱に、うなされているのかもしれないが、
彼女達は自分達自身の力で、なにかをしようとしている。
周りの大人たちの思惑を超えて、彼女達は突き進む。
喧嘩した二人に仲直りして、
最後のステージにともに立って欲しいと願う顧問の先生。
日韓文化交流の展示をして、
日本に溶け込み、友達を作って欲しいと願う先生。
そんな、大人の思惑を超えて、彼女達は彼女達なりのフィナーレを迎える。
それは紛れもなく、彼女達の力なのだろう。
彼女達が輝いているラストをいつまでも、見続けていたい。
そんな想いにとらわれた映画。

リンダ リンダ リンダ@映画生活
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.313 / タイトル ら行 /  comments(2)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
COMMENT TO THIS ENTRY
- from くりりん -

ヤンさんが褒めていたので見てみました。
私もこの映画のなんともいえぬ高校時代の、純粋という言葉だけでは言い表せない空気が好きです。
「リンダリンダリンダ」を初めてTVでブルーハーツが歌っているのを見たときはびっくらしました。(笑)先生、ふけているように見えますが弟さんなんですよね。

2006.08.15.Tue / 23:04 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
- from ヤン -

 実は、ブルーハーツは歌う姿を見たことがない、ヤンです。そうです、先生は弟さんですね。
 やはり、この映画は、ソンちゃんを演じるペ・ドゥナさんがとてもいいですね。「パンツ見えてるよ」に笑わされて、一人でメンバー紹介するシーン、その後にメンバーの所に戻ってきた時の表情。どれも素敵でした。すでに20代の半ばらしく、他の映画では、年相応に見えたのですが、この映画では学生服にまったく違和感を感じさせないのが、なんか素晴らしかったです。

それじゃ、また。
 

2006.08.17.Thu / 13:34 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

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