コニー&カーラ  
2005.11.18.Fri / 00:30 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。




本物の女性が、ゲイの振りをして舞台に立つ。
とても、面白いアイデアです。
しかし、面白いアイデアだけで突っ走ってしまうと、
映画としては、逆につまらなくなるのも事実。
しかし、この映画は、それにとどまらず、
ちゃんとした骨格を持った娯楽性画でした。

明日のひのき舞台を夢見て、今日も夢を追いかけるコニーとカーラ。
どんなに、後ろ指を差されても、夢をあきらめません。
人生は一度きり。だったらまっすぐに自分の夢を追いかけます。
しかし、ひょんなことから、麻薬の密売組織に追われ、
自らをドラッグクイーンと偽り、舞台に立ちます。

人々から軽蔑の目で見られても、女装をやめないゲイの人々。
自分自身は偽れない。女装をやめるわけにはいかない。
女装をやめるということは、自分を否定すること。

もしかしたら、コニーとカーラが彼らの世界に受け入れられたのも、
偶然ではなく、必然なのかも知れません。
しかし、最後に自らの素性を明かすコニーたち。
ついにカミングアウトをします。

カミングアウトをする前のつらさ。
せざるを得ない彼女達の心情。
それは、ゲイの人々だからこそ、十分理解している気持ちのはず。

「男だと思っていたのに、本当は男じゃなかったのか。」
しかし、デビー・レイノルズは答えます。
「この世に、本当の男はいるの?」と。
レイノルズの姉御からみれば、そんなことは小さいことなのだ。
夢を追う者の気持ち。自分の生き方を貫く者の想い。
そんな雑多なものをすべて受け入れてくれるミュージカルの懐の深さ。素晴らしさ。
「男の振りをしていたのか。」って、それが、いったい何?
コニーたちを追いかける悪者も、思わず、
「いいショーだったぜ、おれも歌いたいてぇ!」
それこそが、すべてなのでしょう。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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「コニー&カーラ」を観た。子供の頃からスターになることを夢見てきた、コニーとカーラ。歌が大好きな2人は、恋人にバカにされようが、客が居眠りしていようが、空港のラウンジ
2006.01.04.Wed .No39 / 雑記のーと Ver.2 / PAGE TOP△

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