ダークシティー 

「ネタバレ」あり。ご注意願います。

よくある設定。よくある話。
しかしそれだけにとどまらない、なにか魅力をもった映画。

夜しかないのに、なぜ気にならないのか?
過去の記憶があいまいなのに、なぜ気にならないのか?

お約束といってしまえばそれまでです。
ですが私は不思議と違和感はありませんでした。

どこか、遠くからつれてこられた住人たちは、いわば根無し草。
確固たる自分がいない。つまり存在自体があいまい。
だから、夜がこなくても、それに流されてしまっている。
だから、自らの過去に対してもあいまいでいられる。

しかし、その中においても記憶としての思い出の地より、
現実の、実在する場所を求める。
植えつけられた記憶といえども、その存在を確かめたくなる。

「ここ(過去の記憶)を探しても無駄だ。心はそんなところにはない。」

本能で助けた金魚、覚えていないはずなのに始まる恋愛。

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