2006.10.05.Thu / 22:09 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。




焦点が絞りきれていないようなストーリー展開。
複線が、なにも収束せず向かえるラスト。
それでも、ロバート・デ・ニーロダコタ・ファニングの演技が、
作品全体の緊張感を演出し、
最後まで見ることができた映画でした。

母親を失い、生きる力を失ってしまったエミリー。
父親が献身的に愛情を注いでも、心を開きません。
さらには、エミリーに友達になってもらおうと、
父親がつれてきた女の子に対する脅迫。
そして、父親に好意を寄せた人への嫌がらせ。
ともすれば、自分のことしか考えない、
とてもいやな子供のような印象を与えます。
しかし、それには理由がありました。
それは、おかしくなってしまった父親に対する愛情のため。
近づく者を、自らが悪者になって父親から遠ざけるため。
いつか、父親が自分の異常を自ら気づくであろうことを期待していたため。

でも、そう考えるとなにか変。
エミリーは二重人格という現象を正確に理解できるのか?
チャーリーは良い友達で、父親は嫌悪の対象?
バスタブの壁に書かれた文字は、エミリーの筆跡というのは嘘?

というわけで、最後の落ちはエミリーも二重人格でした、というものでした。
まあ、それならば何でもありなのかも知れません。

で、結局、
怪しげな隣人はなに?
森にある洞穴は?
引越し先の家にある秘密の地下室はなに?
夜遅くに鍵を届けた管理人の怪しさはなに?
死んだはずの警察官が、動き出したのは?

主演がこの二人でなかったと考えたら、別な意味で怖い映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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