クリスマス・クリスマス  
2006.11.17.Fri / 07:58 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。




よくある話なのかもしれません。
予定調和的に収束していくストーリーですが、
とてもピュアで暖かい映画です。
馬鹿馬鹿しいストーリーを、
嬉々として演じている役者さんたちが、とても純粋で自然、
素で楽しんでいるようにさえ見えます。
まさに、ハートフルという言葉がぴったりな映画。
ファンタジー保存協会。
それは、ネッシーやらUFOやらの不思議な存在を、
捏造し、保存することを目的とした団体。
しかし、彼らが真に保存したいものは、
乾いた現代社会だからこそ必要な力。
それは、人々が不思議な存在を信じ、夢を見ようとする力なのでしょう。
ある意味で、とても馬鹿馬鹿しい活動なのですが、
その馬鹿馬鹿しい行為を大真面目にやってしまうことこそが、
純粋な夢なのかもしれません。
多分、演劇や映画制作に携わる多くの人は、
実は、このような想い、人に夢を見る力を与えようという願い、を抱いて、
日々の製作に勤しんでいるのかもしれません。
そして、この映画自身は、人気劇団の方々が多数携わっています。
それも、このことに無関係なようには思えません。
自分たちの心意気を表現した映画とも思えます。


同棲4年目で、すでに倦怠期を迎えている健ちゃんと美和さん。
映画の冒頭では、なんでこの二人が同棲しているのか、
理解に苦しむほどの、仲の悪さ。
ついには家出をしてしまう、健ちゃん。
そして、秘蔵の雑誌を美和さんが捨ててしまうことで、
二人の不仲は決定的になってしまいます。
しかし、、、
だらしがなく不精だと思っていた相手に、思わず見つけた魅力。
見つけたというよりは再認識したのかもしれません。
夢に突かれ、夢を純粋に、楽しげに追い求める姿。
そして、自分もその夢に加わりたい。
馬鹿馬鹿しくも、しかし、楽しく純粋な夢を、
一緒に追いかけたい。
そんなことに理解を示し、行動をともにできる女の人が、
男の人にとっては、「いい女」と言えるのかもしれません。

伊藤歩さんが、とにかくかわいい。
ラスト近くの雪景色捏造シーンは、
素じゃないかと思えるくらい、
見ていて本当に楽しそう。
伊藤歩さんの、かわいさ全開の映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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