日本以外全部沈没
- タイトル な行
- | トラックバック(0)
- | コメント(0)
題名どおり、日本以外がすべて沈没した世界を描いた映画です。
そして、日本人の国際感覚の欠如、いやらしさ、醜さが詰まった映画。
ブラックユーモア満載ではありますが、
なんだか、身につまされて笑えない映画でもあります。
日本以外が沈没し、大挙して押し寄せる外国人。
ドルを大量に持ち込んで安心する外国人。
自分はスターだからと、特権意識を持つ外国人。
しかし、それらは何の保障にもなりませんでした。
外貨暴落で、ホームレスに身を落とし、
日本の法に厳しく取り締まられ、それに従順に従う外国人たち。
ですが、私には、なにか奇妙な違和感を感じざるを得ませんでした。
はたして、自国の通貨に安心感を持っている外国人が、
どのくらいいるのでしょうか?
そして、スターであることのみが、明日の生活を保障してくれるという、
安易な発想と特権意識を持っている外国人が、
世界にどのくらいいるのでしょう?
そして、住んでいる国の人権を無視したような取締りに、
従順に従う外国人が、はたしてどのくらい、いるのでしょうか?
そんな事を言い出すと、映画自身の前提が崩れてしまう、
それは、言いっこなしよ、と言われてしまえば、そのとおりなのですが、
しかし、実はこれらは、外国人を描いているようでいて、
実は日本人を暗に描いているような気がしてなりません。
国際感覚が欠如している日本人ならば、いかにも、あり得そうな間抜けぶり。
ちょっと考えすぎでしょうか?
勝者のおごりに落ちやすい日本人。
奥ゆかしい美意識や、やさしさを持つと同時に、
絶対的な勝者になったとたん、相手にはとても残酷になる日本人。
今の地位に、簡単におごり、権力を振りかざします。
バブル全盛の頃には世界中を買い漁ろうとした日本人。
しかし、それらの優位性は、桃の皮一枚の優位性。
バブルが弾けるがごとく、簡単に失われてしまいました。
優位な立場に立った時にこそ、やさしさを示すべきだったのでしょう。
そして、共に生き残ることを考えなければならなかったのでしょう。
しかし、国際感覚が欠如していた日本人。
最後のロウソクを目の前にして、皆がそのことに気づきます。
しかし、もう、すでに手遅れ。
すべては海の底に消えていきます。
ブラックユーモア満載で、チープな特撮もとても効果的。
それでも、なんだか身につまされて笑えません。
ところで、日本でも、
10万円のうまか棒を買うことができる人なんて居ないと思うけど。
- [2007/10/25 23:32]
- タイトル な行 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
- ≪アヒルと鴨のコインロッカー
- | HOME |
- シムソンズ≫
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://yan2005.blog10.fc2.com/tb.php/537-e34ab44b
- | HOME |


コメントの投稿