ボーン・アルティメイタム 

「ネタバレ」あり。ご注意願います。




相変わらず冴えまくるボーンのアクション。
圧倒的な組織力と情報網で迫ってくるCIAも、
ボーンの頭脳の切れの前ではなす術もない。
そして、ボーンのたどり着いた自分の秘密。
人は生まれながらにして殺人者にはなりえない。
少なくとも、ボーンはそうであった。
組織が人を冷酷な殺人者に仕立て上げてゆくのだ。
人の本質は、本来は善ではないのか?
そう信じたいという願いも見える映画。

自らの過去を追い求め、CIAからの追跡を逃れ続けているボーン。
CIAは、インターネットを駆使してボーンを追い詰めようとする。
しかし、その網の目を巧みにかいくぐるボーン。
情報とは多ければいいというものではない、要は使い方だ。
そんな言葉を実感させられるボーンの逃走劇。

今回は、単に逃げるというだけではなく、
誰かを守りかばいながらの逃走劇。
そして手持ちカメラを利用した臨場感溢れる撮影。
そういう意味で、緊張感溢れるシーンの連続だ。


「殺人マシーンを作るためにCIAに入ったのではない。」
「キミはなぜオレを殺そうとする。それが人間の姿なのか?」
祖国の為と偽られ、組織に命じられるままに殺しをさせられたボーン。
人を直接殺すのは誰だってためらう。
だが、組織に命じられ、祖国の為と偽られ、
考えることを止めてしまえば、人を簡単に殺すことはできる。
そして、誰かに人を殺す命令を下すことは、
直接手を下すことよりは遥かに簡単なことなのだろう。
思考を停止した殺人マシーンと直接手を下さない卑怯な命令者。
テロはそうやって実施されてきたのだろう。
だが、考えを止めることがはたして人間の本当の姿なのか?
そんな姿で生き続けることを人は享受できるのか?
そして、洗脳されたとはいえ、
人の心の奥底には、まだ理性が残っているのではないのか?

人の本質は、本来では善ではないのか?
そう信じたいという願いが見える映画。

コメント

レンタル待ち

あら、これ 今頃観る事ができましたか?
また飛行機の中でご覧になったのかな?
これはねえ、私、映画館で観たかったんですよ〜、行けなかったけど。

ボーンは1作目から、理性と優しさが少しずつ出てきてましたよね。
特に2作目はそれを、より感じました。
ボーンのたどり着いた秘密って何か知りたいです。
早くレンタルにならないかなあ。

YANさん、こんばんわ。
 そうです。この映画は、飛行機の小さな画面で見ました。なかなか鋭い観察力ですね。まるでボーンのようです。それでも出来るだけ大きな画面でみたかったですよ。この映画は。
 おっしゃるとおり、この映画は一作目からテーマが明確で、ボーンの自分探し、そして自分を取り戻すための旅を描いています。理性とやさしさが彼の本当の姿なんでしょうね。
 四作目の作製も噂される作品ですが、一作目のフランカ・ポテンテさんが復活して欲しいです。

 それじゃ、また。

やっと観ました

ヤンさん、こんばんは!
これは期待通り、ボーンが相変わらず動きのキレがよく頭脳明晰で、
とても楽しめました!

自分探しの旅で、とうとう真相に辿り着き、
殺人マシーンとは決別しましたね。
この大きなテーマに決着がついたとなると、
4作目は全く違った雰囲気になるでしょうね。
フランカ・ポテンテさんは復活しないと思います。(^^ゞ

ニッキーが髪を切って黒く染めた時、
1作目のマリーとそっくりになって彼女を思い出しましたよ。

おお、ついに

YANさん、こんばんわ。
毎度の遅レスですいません。

ついに見ましたか。
とうとう真相に行き着いたボーンは確かに殺人マシーンと決別しました。確かに4作目からはどうなるのか、期待もあれば不安大きいですね。ただ、4作目、本当なんでしょうか?

 そして、おっしゃるとおり。最後のニッキーは、マリーそっくり。このあたりは狙ったんでしょうね。最後の彼女の笑顔が、とても、うれしくなる作品でした。

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ボーン・アルティメイタム

監督:ポール・グリーングラス 製作:2007年 アメリカ 出演:*マット・デイモン *ジュリア・スタイルズ *ジョーン・アレン *...

  • [2008/05/06 21:34]
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