風の谷のナウシカ  
2001.12.31.Mon / 21:31 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

単なる自然愛護の映画ではない
この世界の仕組みや
この世界を作った神の意志を知りたかった
少女の物語


ナウシカは、きっと神の使いになりたかったんだと思います。
意識していないとしても。

「それでは、トルメキアの言いなりになれというのか!」
「違う違う、そんなことじゃない。アスベル説明してあげて。
 虫は世界を守ってるってことを、、、、」
一見すると、まったくかみ合っていないような会話です。
しかし、彼女が言わんとしていることは、彼女が長年探し続けてきてた真理。
しかも、この上も無い喜びにあふれた真理。
人間と虫とは対立しあっているわけではなかった。
腐海は世界を守っているという事実。
この世界を汚した人類を、それでも腐海は、まだ見放していないということ。
それを第一に考えれば、しなければならないことは見えてくるのに、、
そんな思いなのではないのでしょうか?


「だとしたら、僕らは滅びるしかないわけだ。
 人間は虫や腐海と一緒には暮らせない。
 これ以上、腐海を広げないようにしないと。」

「我が夫となるものは、さらにおぞましいきものを見るだろう。」

この作品では、上の台詞に対しても、まったく回答が用意されていません。
最初見終わったときは、「この話の続きこそが、重要なのでは?」
と漠然と思ったことを覚えています。
しかし、今回もう一度鑑賞して、
それは、かなり現実的で偏った、視野の狭いものの見方のような気がしました。

確かに、目先の近未来にとらわれれば、
「動き出したものはもう止まらない」「後戻りは出来ない」「もう他に方法は無いんだ」
という短絡的な思考に陥ってしまいがちです。
しかし、ナウシカが追い求めたような真理、トルメキアだ、巨神兵だ、等の次元ではなく、
もっと高い次元からのものの見方、そういった次元の高いものの見方で、
今何をしなければならないかを考えれば、おのずと道が開けるのではないのでしょうか?

そんな見方ができるナウシカだからこそ、オームの大群の前に下りていけたわけだし、
最後には、伝説の人になれたのだと思います。
* テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画 *
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