ホリデイ  
2008.06.13.Fri / 07:56 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。





恋愛に対して、ともに問題を抱えている二人の女性。
新しい環境、新しい出会い、そして、新しいパートナー。
それらが、彼女たちに幸せをもたらしてゆく。
よく練られた伏線。すばらしい雰囲気を持つロケーション。
そして、4人の主演陣の個性溢れる演技。
そんなすべてに魅せられる映画。



恋愛に対して、
ともに問題を抱えている二人の女性、アマンダとアイリス。

彼に浮気をされたアマンダ。
けれど、ずいぶんと前から二人の関係はうまくいっていない。
それは、アマンダが忙しすぎてセックスレスであるから。
しかし、セックスレスの原因は忙しいから、だけではないのだろう。
本当は、彼に「君のセックスはヘタクソだ。」
と言われてしまったことが、原因ではないのだろうか?
過去に父と母の離婚を経験して、悲観主義者になってしまったアマンダは、
彼にそれを打ち明けられず、心の傷として抱えていたのだろう。

彼に二股を掛けられているアイリス。
二股というよりは、便利な女性として利用されているに過ぎない。
自らが愚かであることを知りつつも、それに逆らえないでいるアイリス。
多分、物分りがよく自分の都合よりは他人を優先させてしまう、
「自分の人生の主人公を演じていない」女性なのだろう。
そんな二人が家を交換する。
新しい環境、新しい出会い。
芽生え始める、新しい恋。
そして変わり始める二人。

再び訪れた彼を目の前にして、
しかし、自身の人生の選択をするアイリス。

遠距離恋愛の二人に明るい未来はない。
いつもの悲観的なアマンダならば、別れを選択したのだろう。
しかし、別れに涙を流し、イギリスに留まったアマンダ。

彼女と別れたマイルズに、
二人の別れに涙を流したグラハムに、
彼女たちは、恋愛の真実と安らぎを見つけたのだろう。



明るい太陽の下、豪華な屋敷が並ぶロス。
雪に覆われたメルヘンチックなイギリスの田舎。
それぞれの風景、雰囲気がすばらしい。

プレイボーイ風なのに実は誠実な二人の娘の父親、
グラハムを演じたジュード・ロウ。
別れに涙を流しても、美男子はかわらず。うらやましい限り。

映画音楽のことになると、少年のように目を輝かすマイルズ。
少年のような好奇心ならば、ジャック・ブラックの十八番なのだろう。
レンタルビデオ屋のシーンは、彼の為に用意されたのでは、
と思うほどに、見ていて楽しい。
彼女に振られてアイリスから酒を勧められた時、
「君こそ飲むべきだ、大丈夫、僕がついている。」
のセリフも、頼もしくて暖かい。

少々小じわが目立ってきたキャメロン・ディアス。
しかし、一つ一つの表情がとてもキュート。
まさに、恋する乙女。

ケイト・ウィンスレットの、
お人好しでさえない女性が、
明るいロスで弾ける姿がとてもチャーミング。


このまま四人は遠距離恋愛を続けるのか、
それとも別れてしまうのか?
しかし、実は二人にとっては、それは大きな問題ではない。
大切なことは、彼女たちが変わったこと。
将来はともかく、恋愛の真実と安らぎを見つけた二人。
未来を明るく生きてゆくことでしょう。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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