リプレイスメント  
2008.10.30.Thu / 22:45 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。


栄光は一瞬
されど勝利は永遠に


仲間を大切に考えるクォーターバック。
大切に思うが故に、大きな失敗で自滅してしまう。
しかし、大切に思うが故に仲間の信頼を勝ち取り、
2度目のチャンスを物にすることができた。

たった4試合のために代理として召集された選手たち。
勝利は誰にも評価されず、
試合が終われば皆が元の生活に戻ってゆく。
しかし、彼らの勝利は、彼らの胸の中に深く刻み込まれ、
彼らの、その後の人生を変えてゆくのだろう。

定石通りのストーリー展開では、あるものの、
見終わった後に、すがすがしい気持ちにさせてくれる映画。



選手がストに突入し急遽集められた代表選手。
過去に大敗を経験し、立ち直れていないシェイン・ファルコ。
他にも、何かしらの事情を抱えていたり、
一度は人生を失敗している選手が集められる。
最初はバラバラだったチームが徐々に一つにまとまってゆく。
その役割を果たしたのは、ファルコ。
正規の選手たちとの酒場での喧嘩、そして留置場でのダンス。
吐きそうになる選手の為に、集団で移動をするシーンが可笑しい。
しかし、これら行為の一つ一つが選手をまとめてゆくのだろう。

ファルコがプロになれなかったのは、過去の大敗の為だ。
大敗を経験し、臆病になり、そのイメージから抜け出せないでいる。
まさに、流砂だ。
しかし、それは彼が責任感が強く仲間を大切に思うが故だ。
監督に諭され、幸運にも助けられ、仲間の信頼を勝ち取り、
勝利をつかむファルコ。
しかし、心に不安は常に着きまとう。

最後の試合に正規のクォーターバックが復帰し、ファルコは試合を降ろされる。
しかし、自分の事しか考えない選手の元では、勝てるはずもなく、
試合の前半、大量リードを許してしまう。

勝つには何が必要か? それはハート。
仲間の為に試合会場に戻ってくるファルコ。
そしてチームは復活する。

勝利まじかのキックの直前。
しかし、キッカーは負けを脅されていた。
だが、それを庇うファルコ。
彼は試合よりも仲間を選んだのだ。
そして、最後には、「自分が決めます。」
仲間を思う強い気持ちが、失敗と戦う強い勇気に変わった瞬間なのだろう。

定石通りに進むストーリー。
しかし、定石どおりかもしれないが、ハートが込められた映画。
だから、見終わった後にすがすがしい気持ちにさせてくれる。

試合には勝利したが、元の生活に戻ってゆく彼ら。
栄光は一瞬、しかし、勝利は彼らの心に永遠に刻まれて、
その後の人生を変えてゆくのだろう。
見終わった後に、すがすがしい気持ちにさせてくれる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.638 / タイトル ら行 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△ 拍手する
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