シカゴ  
2003.04.28.Mon / 23:38 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

シカゴには
シカゴに愛されるものと、愛されないものがいる
愛されないものはすぐに捨てられ
愛されるものは、旬を吸い尽くされ、飽きられた後
やはり、すぐに捨てられる



不毛な題材と、豪華な演出、出演者、歌との組み合わせ。
後者だけなら、すばらしいエンターティンメントです。
しかし、両方を組み合わせたことで、
かなり毒を持ったいかがわしい作品ができあがったような印象を
私は受けました。
これでも、一応誉め言葉です。ファンの方、すいません。
それでは、どこが不毛なのか、
この話を私なりに簡単に説明するとこうなります。
舞台での成功を夢見て都会に上京してきたレニー・ゼルウィガー。
しかし、なかなか芽が出ません。
そこで敏腕芸能プロデューサー、リチャード・ギアに契約金を払い、
スキャンダルを逆手にとって一躍トップスターになります。
しかし、芸能界(シカゴ)は厳しいところ。
昨日のスター、キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、今日は普通の人。
「ノー・ノー」としか言えなかった芸の無い女性は、速攻で引退する羽目に。
レニーも私生活まで切り売りしてがんばりますが、
話題の切れ目が人気の切れ目。
しかし、彼女達には、まだ、切り売りできる話題性がありました。
道徳心、プライベート、羞恥心、仕事相手に対する嫌悪、
しかし、「そんなこと関係ない仕事よ。」
シカゴで生き残るのは相当の覚悟が必要なのでした。

あなたの見たシカゴとはちょっと違う?
まあ、私にはこう見えたのだから仕方ありません(^.^;)。



人を殺したことを反省もせず、舞台に立つ道具にする彼女たちのしたたかさ
そんな彼女たちを受け入れて、お金儲けの道具にするシカゴの毒々しさ
しかも、人気が無くなれば、
すぐにでも捨ててしまうことが容易に想像できるシカゴのいかがわしさ
そんなことを百も承知で、それらすべてを舞台に立つ力に変えている
彼女たちのたくましさ

毒を持ったいかがわしい映画だと思いました。

私は勝手にレニー・ゼルウィガーは、マリリンモンローを、
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは、ライザ・ミネリを意識したのでは、
なんて勝手に思っていましたが、皆さんにはいかがでしたか?
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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