恋とスフレと娘とわたし  
2009.06.25.Thu / 21:00 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






娘離れができない母親。
しかし、それ以上に問題なのは、
その母親の価値観。
それを娘に押し付けようとする姿勢。
しかし、最後には母親は気付く。
何が幸せで何が不幸せなのか、そして、
何を人生で選択しなければならないか、を。
最後には、それを娘に伝えた母親。
母と娘が幸せになるまでを描いた映画。


結婚できない末娘を心配し、
いつまでも娘離れができない母親、ダフネ。
そんな母親を疎ましく思うものの、
優しさゆえに拒否しきれない末娘、ミリー。
この映画の原題は、BECAUSE I SAID SO。
なぜなら、私がそういったから。
そう言い、娘に自分の価値観を押し付けるダフネ。
ついには自分で娘の彼氏を選び始める。
それは、自分の価値観に基づいて。
そして、自分のようにはならないようにと。
しかし、その矛盾に気付かないダフネ。

ダフネは、きっと自分の基準で夫を選び、
しかし、幸せでは無かったのだろう。
オーガズムを夫との間では知らなかったというのは、
とても意味深だ。

ダフネの基準で選ばれた、ジェイソン。
ダフネの基準では選ばれなかった、ジョニー。
しかし、二人に魅かれてゆくミリー。
二股騒動の中で、ダフネが判ったこと。
ジェイソンと一緒に居ても幸せそうではないミリー。
けれど、ジョニーとは幸せそうなミリー。
自分にも恋する相手が見つかって、判ったのだろう。
幸せになる為には、娘がどちらを選ぶべきかと。
今度は、いらぬおせっかいではないのだろう。
娘に選ぶべき相手を諭す母親。

最後は二人共に幸せになって大団円。

ダフネという役を魅力的に演じるのは、とても難しい。
ダイアン・キートンは、よく演じていたと思うが、
それでも、傲慢で下品、自分勝手な女性という感は否めない。
自分が悪いと認めつつも、いい訳を押し通す。
自己の欲求を追求しているのではなく、
娘の幸せの為に自分勝手をしているのだから、始末に終えない。
そう感じたのは私だけかもしれないが、
それが見ていて辛くなる映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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