2010.02.02.Tue / 21:03 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






原作は未読です。

遂に明かされるヴォルデモートの秘密。
秘密裏にホグワーツで進められる、密命を受けたドラコの陰謀。
そんなダークな展開とは裏腹な学園生活、三角関係。
陰と陽がはっきりと分かれた映画。

この映画単体で見てしまうと、あっさりとし過ぎているのものの、
シリーズ作品として、そして最終章への序曲として見ると結構面白い作品。
次回作が待ち遠しい映画。



このシリーズ作品を通して、個人的に気になっていた点がある。
一つには、ハーマイオニーって、やはりロンのことが好きなのか、という事。
その疑問に対して、今回は明確に答が得られた。
ロンもハーマイオニーが好きなのだろう。
しかし、多分そんな自分の気持ちにロン自身が気付いていないのだろう。
それは、思春期の男にありがちな鈍感さ、故なのだろう。
だから、ハーマイオニーを傷つける行為も簡単にやってしまうのだ。
そして勘違いによるグディッチでの大活躍。
この辺りも、実にロンらしい。
思うに、映画のこの部分は、学園物や青春物として楽しいのではなく、
シリーズを見続けてきた人にとって、
彼らの成長が微笑ましくも楽しいのであり、
彼らに愛着が無い人や、このシリーズを見ていない人には、
結構、ついていけない所はあるのかもしれない。
もう一点、気になっているのは、
スネイプ先生は、果たして善か悪か、という事。
その疑問に対しても、明確な答えが提示されはしたが、
それを本当に信じてよいのかは、疑問の余地が残る。
スネイプ先生は確かにハリーの事が嫌いだ。
それは過去の作品を見れば一目瞭然。
しかし、悪の世界に居るようでいて、善の世界に居るようにも見える。
多分、最終章で明らかになるのだろう。
個人的には善であると信じたい。
けれど、謎のプリンスの正体が明かされても、驚きが無いというのはがっかり。

ヴォルデモートの密命を受けたドラコ。
前回までのヘタレ具合とはうって変わり、今回は、とてもダーク。
そして心に苦悩と怯えを抱えているようにも見える。
もっと、彼を中心に描いても良かったのでは、とさえ思える。

そして、最後に訪れる大きな悲劇。
今までは窮地になれば助けてくれる大人が居た。
しかし、シリウスも死に、今回、遂にダンブルドアまでも帰らぬ人になる。
遂に、ハリーは彼らの助けなくして、戦わなければならなくなってしまった。
それは、彼にとっては早すぎるのかもしれないが、
大人にならなければならない、ということなのだろう。
しかし、前作までのように、自身が何者なのか、もう悩まなくなった。
そして、自分を守ってくれる母親の愛情を理解できるようにもなった。
なによりも、彼は一人ではない。
準備は整った。遂に彼ら自身だけの戦いが始まったのだ。
次回作が待ち遠しい映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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COMMENT TO THIS ENTRY
- from YAN -

時々だと思っていたら、(^▽^;)
今年になってけっこう記事数が増えてますね~
ヤンさん、こんにちは!

私は真剣にこのシリーズを観てないんですが、
子供が本も読んで映画も観てるので、
いつも横からチラッと見ています。

ハーマイオニーがロンを好きなのは不思議ですね~(≧∇≦)ノ彡☆
映画を見ているこちらとしては、
いつも3人で行動していたら、
断然ハリーのほうに惹かれるんじゃないの?って思うんです。(≧ε≦)
ま、それは好みの問題だから仕方ないけど。

スネイプ先生は善の人なんでしょうね~
ダンブルドア校長にした事も計画のうちかもしれませんが、
あまりに大きな代償を払った出来事でショックでした。

このシリーズ長いけど、原作がしっかりしているせいか、
途中でダレる事なく、人気を保ち続けてますよね。
最終章は2部に分かれるんですってね。
最後まで儲けるなあと、横からのチラ見鑑賞なので、
ちょっと醒めた気持ちで思っています。

2010.02.03.Wed / 16:39 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
- from ヤン -

YANさん、こんばんわ。
去年観た映画の感想をぼちぼちとUPしてます。
ですので、実はこれも去年見た映画です。

シリーズで観ていると、なんとなく彼らに愛着がわいて、すごくファンでもないのに、なぜか観てしまいます。多分、最後まで見てしまうでしょうね。

 そうそう、シリーズのかなり早い段階からハーマイオニーはロンに気があるそぶりを見せていて、でも、ハリーのほうがよっぽどいいはず何に、、、って疑問に思ってました。今回はハッキリしたのはいいけれど、確かに何で?ですね。

 この映画が人気を保っているのは主役陣が変更しないからかな、と思っています。原作は読んでませんが、いまさら別な人に代わるのは想像がつかないくらい、彼らの世界が出来上がっているように思えます。

 最後が二部作は、多分YANさんのおっしゃる通りなのだと思いますが、どうせ私はレンタルなので、むしろ喜ばしい、なんて思ったりして、、(^.^)/

 それじゃ、また。

2010.02.04.Thu / 23:53 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

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