アメリ  
2002.07.17.Wed / 22:56 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。


アメリのいたづらによって
凍ったように止まっていた人生が
幸せに向かって動き出す
そして彼女自身の人生もまた、、、

人が幸せになるのを見るのは、とても素敵なことだ
彼女の幸せになるための冒険も見ていてとても微笑ましい

見ているだけで、観客までもが素敵な世界に旅立てる
忘れていた何かを思い出させるような再生の物語



この映画は、見る前から「これはいい映画だ。(自分好みの映画だ)」との直感がありました。
みなさんにもありませんか?そういう経験。
しかもそれがあたったときの喜び!! 幸せな出会い。
自分にとっては、この映画はまさに私の直感どおり、いや、それ以上の映画でした。

この映画は、外界と関わることが苦手な一人の少女が、自分のからを破り、
最後には好きな青年と幸せになる話です。

ですが、彼女のこの内面の変化はこの映画のテーマにはならないと思いました。
それは、さまざまなエピソードをつないでいるにすぎません。

それらエピソードとは、すべてが、おしゃれで、かわいく、ユーモアにあふれていて、
ほのぼのしているかと思えば、どこか切なくておとぎ話的なのに現実的、生々しくすらあります。
まさに、不思議な世界といえます。
そして、それを表現しているすばらしい世界観。映像や音楽や色彩、カメラワーク、
どれをとっても美しい。

一つ一つのシーンが印象的で、説明するのも、お気に入りを選ぶのも大変です。
「ぜひ見て欲しい」これが一番ふさわしいほめ言葉でしょう。

そして、この映画で一番表現されていることは、幸せになるまでの過程。
幸せになることとは、「他人の幸せを分けてもらうこと。」
それは、他人が幸せな姿を見るだけでもかまわないし、
いっしょに幸せを分かち合い、喜ぶのもいいかもしれない。
それにいたるまでの茶目っ気たっぷりな「手探りのふれあい」。
ちょっとした勇気がいる「未知への旅立ち」とそのドキドキ感。
その勇気の代償として得る幸せと喜び、安心感。
それらを見ることによって、観客までもが素敵な世界に旅立てる。

忘れていた何かを思い出させるような再生の物語。本当にすてきな話でした。

* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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