リトル・ランボーズ  
2011.02.03.Thu / 16:34 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






初めて触れる刺激的な日常。
そんな中で自分を見失う少年。
大切な宝物は失い易く、
失ってから初めて、その大切さに気付く。
けれど取り戻すことも簡単にできる。
その大切さを理解できていれば、、、
大切な宝物。
それを見失い、しかし取り戻した人々を描いた映画。
そして、そんな大切な宝物が沢山詰まった映画。
そして、そんな沢山の宝物に幸せにしてもらえる映画。



宗教の厳格な規律に従って育てられた少年、ビル。
豊かな空想力で様々な夢を見ることが出来る少年。
けれど、父を失い、母には厳しく育てられ、寂しさを抱えている男の子。

父が居なく母が留守がち。それでも、たくましく生きる少年、リー。
兄を慕い、けれど母にも兄にも相手にされない、寂しい男の子。
初めて見た映画、ランボー。そのカッコよさ。
そのカッコよさに感化されたビル。
ランボーの映画を作りたい。
そんな夢に共感して友情を深める二人。
しかし、本当は二人の寂しい気持ちが共感したのだろう。


そんな二人の映画作りの夢に侵入してくる学友達。
皆に、監督だ、面白い、と言われ、のぼせあがってしまったビル。
だから、皆を快く受け入れる。しかし、
それを逆に嫌うリー。
徐々に亀裂が生じる二人の友情。
最後には、ビルはリーに言ってはいけない事、兄への悪口を言ってしまう。


この世界には様々な誘惑が存在する。
そして、若くて人生経験が浅ければ、簡単に誘惑に魅せられてしまう。
フランス留学生のディディエに惹かれてゆく学友たちや、
コモンルームでのパーティーを見ると、そう感じてしまう。
そして、魅せられた結果、大切なものを見失ってゆく。
映画作りに没頭するあまり、リーとの友情を見失うビル。

そして、
教会からの破門に怯え、ビルにつらく当たる母親。
勝手な母にいらつき、リーにつらく当たる兄。
大切なものを見失っているという点では、
ビルの母親も、リーの兄も同様なのだろう。

しかし、最後には皆が目覚める。
自分にとって、何が本当に大切なのか。
皆が最後には、それに気づく。

ビルの母親は教会よりは息子を選ぶ。
その瞬間に湧き上がった歓声がうれしい。

「兄貴を悪く言うな!いつも一緒にいてくれた。
 俺には兄しかいないんだ。」
それは、リーの心からの叫び。
その叫びを聞き、兄もビルも大切なものに気づく。
そして、リーに最後に贈られる映画。
それは、とても幸せな映画。

そんな幸せなシーンが沢山詰まったラスト。
それを見ていると、とても幸せな気分にさせられる。
沢山の宝物に幸せにしてもらえる映画。




* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
No.860 / タイトル ら行 /  comments(2)  /  trackbacks(1) /  PAGE TOP△ 拍手する
COMMENT TO THIS ENTRY
- from YAN -

ヤンさん、こんにちは!

とにかくラストの映画が良かったですね~
友情や想像力に溢れていてすごく幸せな気分になれました。
それを観るリーの表情がなんとも言えず胸にグッときて、
もう泣けましたよ~

2人に亀裂が生じた時は、どうなる事かと思ったけど、
気持ちの良いラストになっていて、感動が残りました。

2011.07.13.Wed / 17:47 / [ EDIT ] / PAGE TOP△
- from ヤン -

YANさん、こんばんわ。

この映画、私は大好きです。
YANさんも好印象であったようで、それも嬉しいです。

私は年始に劇場で運よく見ることができました。
見終わった後、今年の一番になるかも、、、
って思えるくらいに良かったです。

そうそう、私も二人に亀裂が入ったときは、
思わず心配してしまいましたが、
見事な展開でハッピーエンドにもっていきましたね。
良かったです。

それじゃ、また。

2011.07.14.Thu / 22:27 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

  非公開コメント
TRACKBACK TO THIS ENTRY
子供目線で撮った、ハートウォーミングな映画。 友達と夢中で遊んだ日々。行き違いによる淋しさ。 子供だった頃を懐かしく思い出すなあ~☆ 監督:ガース・ジェニングス 製作2007年 イギリス・フ...
2011.07.13.Wed .No441 / RockingChairで映画鑑賞 / PAGE TOP△

ご注意

ブログ内検索

全ての記事を表示する

プロフィール

ヤン

銀河英雄伝説名言録



present by 田中芳樹:徳間書店「銀河英雄伝説」

フリーエリア

FC2カウンター

フリーエリア

ブロとも申請フォーム

フリーエリア

CopyRight 2006 Heaven of the Cinema All rights reserved.