お家(うち)をさがそう  
2011.09.22.Thu / 15:27 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






人生をどう生きるべきか。
人生には様々な不安が付きまとう。
それは一種の脅迫観念。
生きる基板が確立していない私達は人生の負け犬。
そんな不安が頭を離れない。

けれど、実はそんな不安を抱えいても人生は幸せに生きてゆける。
逆に不安があればこそ、人生はより良く生きられる。

幸せを探してさ迷い、迷った二人。
しかし、幸せはすぐそこにあった。
なぜなら二人が互いを信じ愛していたから。

幸せに形なんか存在しない。
絶対的な保証や保険も存在しない。
けれど幸せには必ずなれる。
将来に対する不安があっても乗り越えることはできる。
お互いを信じ愛しさえすれば。
そんな幸せについて描いた映画。



30歳を超えたカップル、バートとヴェローナ。
生活基盤が確立していない私たちは、人生の負け犬?
そんな不安が頭をもたげる。
妊娠と両親の引っ越しをきっかけに、
人生の生き方を見つけよう旅に出る、バートとヴェローナ。
旅の途中でめぐり合う、様々な人々。
しかし、完璧な幸せは存在しない。
誰もが何かしらの問題、不安を抱えている。

元上司は、家族の中で孤立しているが故に、
気を引きたいが為に、大きな声で家族の悪態をつき、
さらに孤独を深めるという悪循環に陥っている。

自分たちの幸せを確立させているはずの教授夫妻。
しかし、他者を見下し自分たちが一番と思いこんでいる。
そして、より幸せになれる多くの可能性を捨て去っている。

愛情に溢れた大学時代の友人夫妻。
けれど、一番欲しいはずの実子を得られないでいる。

妻が去ってしまった兄の家庭。
それにより娘の人生は大きく変わってしまう。
それを恐れる兄。

様々な家庭を巡り歩き、しかし、完璧な答は見つからない。
だから、ますます将来に不安がつのる。
もし、自分が事故で死んだのなら、、、
もし、彼女が事故で死んだのなら、、、


ヴェローナの希望で結婚をしない二人。
その理由は定かではない。
けれど、死んでしまった彼女の両親の事にも関係するようにも思える。
それは、ヴェローナが両親の事を語りたがらない理由とも、
そして、実家に帰りたがらない理由とも、、


両親の事を語りたがらないヴェローナが、けれど、
最後になってバートに過去の思い出を話し始める。
それは、本当に楽しくて愛が溢れた大切な思い出。

ヴェローナの何かが変わって最後に訪れる事が出来た実家。
その場所は二人にとって完璧な場所。
そこから二人は始めるのだろう。
自分たちなりの幸せ作りを。

ヴェローナの何が変わって実家を訪れる事が出来るようになったのか?
それは、この映画では明確に述べられてはいないように感じられる。
きっと、どんな幸せでも突然終わりをつげる恐れがあるという不安から、
ということかもしれない。
もしくはヴェローナの両親も何かしらの欠点や問題、不安を抱えた夫婦であり、
それに拒否や反発、不安を感じていたからなのかもしれない。

けれど、バートとヴェローナは、旅を通して知ったのだろう。
完璧な幸せは存在しない。皆、何かしらの不安や問題を抱えている。
むしろ、不安や問題を抱えていればこそ、
将来をより良く生きることができるのだろう。

幸せには必ずなれる。
お互いを信じ愛しさえすれば。
そんな幸せについて描いた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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