そして、デブノーの森へ  
2011.11.14.Mon / 12:33 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






サスペンス映画であるが故に、
とても説明不足な映画であり、
様々な妄想がかきたてられる映画。

どんな思いで彼女は復讐を決意したのか?
彼と彼女の関係は?
どんな気持ちで彼はお金を払ったのか?
そして、自殺していったのか?

しかし、少なくとも、
判る事は復讐とはとても虚しい事。
復讐の果てに全てを失った作家。
しかしそれは彼が望んだ結果だったのだろう。

復讐の虚しさが心に残る映画。





とても説明不足な映画ではあるが、
私が理解した、この映画の真相は、

・ポールはダニエルの人生を元に小説を書いた。
・理由は不明であるが、
 多分小説に自身のことを書かれたことをきっかけに、
 ダニエルは自殺をしてしまう。
・罪を償うために、ポールはダニエルになりすます。
・だから、自身が愛したミラは実は自分の娘。
ダニエルの父親をどのように騙したのか。
なぜ、娘と妻と別れて暮らしたのか?

その辺りは不明ではあるものの、
真相は上記のとおりのような気がする。
つまり、親子関係を知っているはずの男女が、
偽名をお互いが名乗ったために、それとは分からずに、
愛し合ってしまった、という悲劇なのだろう。


ミラはなぜ、復讐を決意したのか?
もし、復讐者ではなく、正面から向き合えば、
このような悲劇は起こらなかったのかもしれない。

復讐によって、全てを失ってしまったダニエル。
裏切られた妻、妻を失った息子。
家族をも不幸に巻き込んでしまった。

けれど、それでもダニエルは、
そうなることを望んでいたのだろう。
それは今まで偽りの中で生きてきた罪を清算するために。


復讐の虚しさが心に残る映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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