コンナオトナノオンナノコ  
2012.03.22.Thu / 20:52 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。

女性が求める幸せ。
幸せな結婚。
愛のある家族。
可愛い子供。
やりがいのある仕事。

今得ている幸せだけでは物足りない。
一つを得ても他を欲してしまう。
母親としての幸せ、女としての幸せ。大人としての幸せ。
ひとつの幸せに満足することができない彼女たち。

結婚していても孤独。
子供がいつもそばにいても孤独。
職場で人に囲まれていても孤独。
この孤独は埋めようがない。

将来は誰にも見えない。
昔欲しかった幸せと今の自分が欲しい幸せの違い。
環境や状況が変われば欲しい幸せも違ってくる。
それは今の自分たちでは誰にも分らない。

幸せを探した女性二人。
正反対の道を選んだにも関わらず、孤独を抱えている二人。
けれど、二人は完璧な答えを見つけられない。
妥協すればいいのか、諦めれば済む事なのか。
今は、そう思えなくても、過去を振り返れば
幸せと思うことができるのか?
そんな不安を抱えていても、
自分の欲しい幸せを選択し、生きていかなければならない。

二人の女性の幸せ探しを描いた映画。

けれど、男にとっては、
頭では理解できても、感覚的には感じ取るのは難しい映画、
かもしれない。
親友でありながら、全く正反対の道を選んだ二人の女性。
彼氏と別れ、仕事の道を選んだ、チアキ。
結婚をして、子供を産んだ、マサミ。
しかし、それぞれの道で物足りなさを感じ、
けれど、似たような寂しさを日々感じている。

現状に対する不満、将来に対する不安。

一人で生きれば自由。けれど、やはりパートナーが欲しい。
子供と過ごせば満たされる。けれど、たまには解放されたい。

自身の人生を途中で止めて、牧場でバイトを始めたチアキ。
そして、元彼との結婚の道を選ぶ。
けれど、多分結婚したからと言って人生が変わり、
全てが満たされるわけではないだろう。
けれど今を変えたいと思う気持ちが結婚を選択させたのだろう。

チアキの人生を自分の人生に取り込んだマサミ。
仕事をしている間は楽しい、充実している。
けれど、仕事に没頭すれば子育てがおろそかになる。
自由にならない時間に、イラつく。
そして、子供には寂しさを感じさせてしまう。
自身の不安と不満を夫に理解してもらい、
解決したような気分になっても、実はなにも変わらない。
だから将来に対する漠然とした不安は消えることはない。


子供に自分の名前を呼ばれて親心が目覚める。
家族がいつも一緒に居られるようにステージママの提案をする。
この辺りは、男には理解できない心変わりではあるが、
彼女たちが真剣に本気でそう思っている事だけは理解できる。
だから、男にとってはとても厄介なのだろう。

幸せを探して人生に迷った二人の女性。
けれど、何も変わらなかった。変えることは出来なかった。
それでも、そこそこには幸せであろう二人。
そして、二人だけでいる時は本音で振る舞うことができるのだろう。
そんな存在が、少しは未来に対する不安を和らげてくれるだろう。

妥協すればいいのか、諦めれば済む事なのか。
今は、そう思えなくても、過去を振り返れば幸せと思うことができるのか?
そんな不安を抱えていても、
自分の欲しい幸せを選択し、生きていかなければならない。
そんなことを悟ったのか、目を背けたのか、、、

二人の女性の幸せ探しを描いた映画。
* テーマ:映画感想 - ジャンル:映画 *
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