2017.10.05.Thu / 14:21 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






家族のあるべき姿や、その幸せの形に、
正解はないのかもしれない。
けれど、必要なことはあるのだろう。
それは、お互いへの深い愛情と個々の成長。

子供だった少年が青年に成長する。
それと同時に姉も、父も、母親も同時に成長する。
誰にも時間を止めることはできない。
それ故に、彼らにとっては一瞬一瞬が貴重な時間であり、
そして、それらが無ければ、
今の彼らは存在しないのだろう。

紆余曲折を経て、
家族としての幸せに至り、それを通過して、
さらなる未来に至るであろう彼ら。

家族の成長と変らぬ愛情。
時の流れは瞬間瞬間の積み重ね。
その何気ない一コマ一コマが愛おしく感じられた映画。


同じキャストで12年間撮り続けた映画。
だから少年の成長が実感として感じられる。
可愛かった笑顔が精悍な顔に変る。
それを見ていると、
まるで自分が少年の保護者のような感覚に陥る。
そんな不思議な感覚をも感じさせてくれる映画。



六歳の少年が青年になる。
両親は離婚し、母親に引き取られた。
アル中の義父。
若くて少し自己中の二番目の義父。
そして母親の元を離れて大学に進学する。
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  少女ファニーと運命の旅  
2017.09.28.Thu / 22:07 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






子供たちだけでの、
ナチス支配下のフランスからの逃避行。
リーダーに指名されたのは、
まだ13歳の少女。
しかし、過酷な現実は、
彼女に大人になるように迫ってくる。


皆が不平や不満、そして不安を口にする。
けれど、リーダーには、それができない。
皆に不安な顔は見せられない。


一体どうしたら皆が助かるのか?
どうしていいのかが分からなくても、
リーダーとして自分が自分だけで決めなければならない。
誰にも相談することはできない。

けれど、大人たちは陰ながら、
この少女たちの逃避行を支え、助けていたのだろう。

少女の最後の決断と行動。
そして、それを支えた手紙と青年からの言葉。
少女の健気さと大人たちの祈りにも似た愛情が心に残った映画。



ユダヤ人の少女、ファニー。
お姉さんではあるが、まだ、あどけなさも残る少女。
しかし、過酷な現実が、ファニーに、
年相応な甘えを許さない。
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2017.09.28.Thu / 21:50 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






大韓帝国、最後の皇女。
しかし、
自らの意志で、
自らの人生を生きることもままならない。

日本の統治政策に翻弄され、
新しくできた韓国政府に翻弄され、
故国に帰ることもできない。


永い時を経て、
約束を叶えることができた皇女と新聞記者。
その永さが重く感じられた映画。

史実をベースにした映画ではあるが、
ほとんどはフィクションらしい。
ほとんどが史実だと思って見ていたので、
ちょっと肩透かし。
映画としても歴史ドラマや数奇な運命を描いた映画というよりも、
ロマンスや故郷への想いの方が強く感じられる。
そこがちょっと残念な映画。



大韓帝国、最後の皇女、徳恵翁主。

日本統治時代は公式の場には和服。
強制的に日本に留学。これは人質も意味していたのだろう。
だから母親が危篤であっても、帰国もままならない。
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  幕が上がる  
2017.09.21.Thu / 21:47 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






部長という大任をまかされ、
しかし何をしていいのか分からず、
途方に暮れていた少女。

成り行きで始めた演劇。
一度は辞めようと思っていた。けれど、
仲間たち、先輩、指導してくれる教師に支えられ、
演劇の楽しさを知る。

私たちは、どこまでも行ける。
けれど、行っても行っても、果てがない。
だから、恐れる。不安になる。
しかし、先輩たちはすでに遠くまでたどり着き、
さらに、その先を目指している。

果てなき先を目指そうとする勇気と力が、
彼女たちの青春を輝かせ、
無限の可能性を生み出している。
そんな勇気と力の輝きに魅了される映画。



高校の演劇部に属している、高橋さおりさん。
三年生が卒業し、周りから部長に推された少女。
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  バベル  
2017.09.21.Thu / 21:39 
「ネタバレ」あり。ご注意願います。






この世界に存在する、
幸せを阻害する障害。
銃やテロ、国境や言葉の壁。

不幸を願ったわけではない。
しかし、愚かにも障害に足をすくわれ、
不幸に陥る者。命を落とす者。
しかし、かろうじて最後には幸せを得る者。
それは運命のいたずらや、
彼ら自身の幸運や不運がもたらした結果なのだろう。

幸せと不幸せへの分かれ道。
その分岐点は誰にもわからない。
賢く、その道を見極めようとしても、
それは難しい。

もし、人間の幸せを邪魔しようと、
それら障害を世界にバラまいたものが居たとすれば、
それは神なのだろうか?
この世界を支配する不思議な障害。
そんな障害の存在に人の業を感じる映画。




幸せに暮らしていた、モロッコの山羊飼い一家。
便利になるはずの道具、ライフル。
意図せず人を撃ってしまい、長男は死んでしまう。
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